方 言 | 意 味 | 使 い 方 |
あ行 | ||
あいそもくそもね | 愛嬌や人情がない・ツンとして笑顔のない冷たくキツイ人 | |
あっちぇ | 暑い・熱い | 「おらとこの家はクーラーがのてあっちぇがんさ」・「咲花はあっちぇ温泉だがね」 |
あったらもんだ | もったいない | |
あげ | 仲間はずれ | |
あたける | 子供が駄々をこねて手足をバタバタさせる・うるさく騒ぎまわる | |
あだける | あまされると同意語・はだけるの意味もあり | 「きもんの裾があだける」=着物の裾がはだける |
あのがん | ||
あまされる | (子供が)悪ふざけをする | あまされてばっかいるもんでね |
あぶる | 主に食べ物を焼いて食べる時の焼く行為 | |
あぐらしい | うるさい・せわしい | あぐらしいったらあったもんでねぇ |
あてずっぽ | 第3レース、あてずっぽで決めたら、当たってしもた | |
あめあたま | バーコード頭・髪の毛が無い頭 | |
あんげなこと | あんなこと | また、あんげなことゆうて |
あんにゃ・あんにゃま | 兄、兄弟の年長者のこと・ちなみに弟のことは「おんちゃ・おんちゃま」という | |
いいにがする | 良い臭いがする | 「夕方になると夕食の準備でいいにがしてくる」 |
いーきになる | 生意気になる・有頂天になる | |
いか | 凧・子供が空に揚げて遊ぶタコのことをなぜかイカという | |
いぎしな | 行きがけ | 会社のいぎしなに郵便出してって |
いぎなった | 行ってしまった | きーもにだすけ、へぇいぎなったけね。 |
いぎなんな | 行かないで・行かないでください | いぎなんなや |
いぎとねぇ | 行きたくない | 「おら歯医者ないぎとね」 |
いさかい | 喧嘩 | いさかいなばっかしてるもんでねぇ |
いちがいこき | 強情な人・自分勝手な人・傲慢な人・頑固 | いちがいこきだすけ、ゆうてもきかねろう。 |
いっぺこと | たくさん | まんまいっぺこと盛ってくんねや |
いっくらでもね | 大した数量ではない・少ない | いっくらでもねすけ、俺がおごってやるがね |
いっちゃさき | 最初 | |
いとしげ | 可愛い | 「ばかいとしげな子だこと=とっても可愛いお子様ですこと」ホームズも幼年期にはよく言われました |
いぎね・いぎねや | 行きなさい | おまんもいぎね |
いごてば | 行きましょう | 一緒にフリーマーケットいごてば |
いなんね | 居ない・居られない | ここのしょ、いなんねろっかどこいぎなったろ |
いね・いねてば | 居ない・居ないですよ | 朝からいねてば |
いってか | 時間的に遅れている様子 | いってかこね=なかなか来ない |
いはらい | 側溝や排水溝を掃除すること | |
うそこき | 嘘つき | ○□○□はうそこきで問題ならね |
うっすらげな | 馬鹿みたい | |
うっめがんだ | 美味しい物 反対=うっもねがんだ | |
うな うんな | お前・君 | |
うわっぱり | 羽織るものの総称・現在のウィンドブレーカーのようなもの | |
おっかね | 怖い | 家のかみさんはおっかねがんだすけ |
おおばら | ちらかっている・整理整頓が出来ていない | |
おおばらはちかん・おおばらこくたい | ひどくちらかっている | おおばらはちかんな家だこと |
おおめなせる | しおきをする | |
おしけらがす | 押し倒す | |
おじ | 弟・語尾を上げると伯父・叔父となり、語尾を下げると弟となる | |
おじ直り | 兄嫁直り | |
おば | 妹・語尾を上げると叔母・伯母となり、語尾を下げると妹となる | |
おぞせ・おどせ | 雑炊 | ちゅうはん(昼食)はおぞせにしょっか |
おもっしゃがって | 面白がる | おもっしゃがってばかいて、なんにも勉強しのなった |
おもっしぇ | 面白い | |
おもっしょね | つまらない・面白くない | |
おまん | 貴方・貴女 | おまんとこのおんちゃまは、何年生だべね=貴方のご次男は灘校の何年生ですか |
おめつけね | わすれていた・うっかりしていた。 | そんげなことおめつけねかった。 |
おんちゃ・おんちゃま | 次男坊 | ○○さんとこの、おんちゃまでいなったなぁ |
おばんなりました | 夕方や夜の挨拶 こんばんは | 村松では「おばんなりました」といって訪問します。「こんばんは」というと誰か知らない人が来た?と警戒します。 |
おなごしょ | 女性達 | |
おとこしょ | 男性達 | |
おらとこ | 我家・僕の家・手前ども | |
おらって・わって | 僕達・私達 | おらっての先生、バカ美人だ |
か行 | ||
がおった・がおる | 困った・困る | ○○○にはがおってしまうてば |
かりんこりん かれんこりん |
氷柱 | |
がいるまっちょ | 蛙 | |
かがっぽい | まぶしい | やぁいや、あんまかがぽってみいねかったてば |
が | 貴様・おまえ | |
かたねる | かつぐ・肩に物を乗せる | |
がっとだ | 強力だ・強い・大きい | がっとなトラクターだね |
かっぽかぽ | ぶかぶか | この靴かっぽかぽで歩かんね |
かんご | 桑の実 | |
かんね | 食えない | このキノコはかんねな |
かんで | 背負って | |
くって | くれて | 俺にもくってくんなせや |
くっつめる | 閉じる | 目をくっつめる |
小面にくう こずらにくう | 憎く | 小面にくうて |
かんもす | かき回す・混乱させる | せい風呂、あっちぇすけかんもしてから入んね |
かんべぇ | ごめんね・かんべんして | かんべぇ、かんべぇね、こんどきいつけるすけ、かんべぇね |
かーえ・かーいぇ | かゆい | 背中がかーえ |
きーみせ | 異性の気を引くため、必要以上に自分を目立たせる行為や言動そぶりなど | |
きーもみ きーもに |
短気・気がもめる人・気がもめて常に早めの行動をするが、落ち着きがないため事故をおこしやすい人 | |
きっつぇ | きつい・難儀・厳しい | |
ぎっちょ | 左利き | おまんぎっちょだけね |
きないや | 来てください・来ませんか | |
きなんなや | 来ないでください | |
きめじょこ | どうせ私なんてとすぐ悲観する人の総称 | |
きびしょ | 急須 | |
きめる | きめじょうごの人が、きめモードに入った状態 | |
きたてば | 来ました・来たぞ | |
くらすける | しおきをする・手を挙げて叱る | ○○○や□□□はくらすけねばだめだ |
ぐるわ | 周り・外周 | |
くっせ | いやな時する表情を「くっせ顔」という・いやな臭いも単に「くっせ」と言 | くっせー、だれだへーしたの(臭い、おならをしたのは誰) |
くね | 垣根・生垣 | |
げっぽ | 順位が最下位のこと | おらとこの子は、いっつもげっぽだがね |
けっぽる | 蹴る | |
けむてぇ | けむい | |
こきったね | 汚い・汚れている | こきったね部屋だ |
ごうじょっぱり | 強情な人 | ごうじょっぱりでがおるでは |
ごうぎだ | 強情、頑固 | |
こちょばす | くすぐる | |
こっつらの・こっつらがん | こんなもの・価値の無いもの・粗末な物 | |
こっこ | 黄色く着色された沢庵漬 | |
ごっつぉ | ごちそう | 今日は誕生日だすけ、なにごっつぉだろっか |
こざく | 川や雪の中を歩くこと | 川の向こう側へこざいて渡った |
こみっともね | 憎らしい | こみっともねったらあったもんでねぇ |
こびり | 虫押さえ・お腹がすいた食間に食べる少ない量の食事 | |
こんげがん | こんなこと | |
こんつばか | ちょっと 少しばかり | こんつばかでわーりども食べてくんねや |
さ行 | ||
ざいご | 田舎・さいごは在京と書いて、故郷あらわす | |
さんじょっぱらい | いいかげんで最後まで物事をやらない・中途半端な | |
しかも | たくさん 思ったより多い | 今年は公魚がしかも釣れたてば 「○□○□より村松の方がしかも住みやぁせろう」)注意:鹿も住み易い?と、まちがいなんな。 |
しゃべっちょこき | 口がかるい・おしゃべり | あのしゃべっちょこきがまたしゃべったなぁ |
しっぱね | 雨降りの時、自分で跳ねた雨水で自分の足が汚れること | |
しっし | じゃんけんぽん | |
しじゃらほじゃら | 出鱈目・わけがわからない | 確定申告だってがんに、帳面がしじゃらほじゃらでがおってしまう |
しなに | 際に・時に | 帰りしなに寄ってくんねや |
しゃれこき | お洒落な人 | しゃれこかんたって、たくさん美人だがねぇ |
しょうし | 恥ずかしい・恥ずかしがりや | 趣味が農機具磨きだなんてしょうしでなに紹介できろば、だっけいつんなっても嫁がこねがんだがね |
じみ | ミミズ | |
しょったれ | 不潔者 | このしょったれしゃれこき |
しょってば | 何々しましょう | |
しわぎつける | ひっぱたく | |
しんのみ | 味噌汁の具 | おらとこのしんのみはいっつも芋と菜っ葉ばっかだ |
しんき | 気持ち 気分 | しんきが焼ける(肝が焼ける) |
しんけ | 気が短い人・豹変する人 | ○○○はしんけたかりだかも |
ずくなし | 不器用者 | |
ずる | 動く | やーいや、地震で家がずってたまげた |
ずらね | 動かない | バスがえんこしたすけ、みんなしておしたども、ずらねかった |
せい風呂 | 据風呂 | せい風呂沸かしたすけ入ればいい |
せつねぇ | 難儀・我慢してつらいこと | こないだインフルエンザにかかってせつねかったてば |
ぜん | お金 貨幣 | |
そういんさねぇ | そうなんです | そうそう、そういんさねぇ |
そうだすけ | だから | そうだすけさぁ |
そうだども | でも・しかし | そうだどもさぁ |
そうせってば | そのようにしましょう・しなさい | そうせってば、絶対まちがいねぇがね |
そっつらがん | つまらない物 | そっつらがん、おらいらねぇ |
そんげながん・そんげなこと | つまらないこと・そのようなこと | |
そんまそこ | すぐ近く | アパートはそんまそこだすけ |
そろっと | それでは・そろそろ | そろっと行ってみよか |
た行 | ||
たがく | 手に持つ・持って歩く | |
〜たかり | 人を非難するとき使う言葉 | 隣の欲たかり、神経たかり |
たまげた | 驚いた | おら、たまげた。 |
たまがす | 驚かす | |
だってや | ○○だそうです | 合併後の市名は五泉市だってや |
だってねがんだ | ||
だれこっぱい・だれこっぺ・だりこっぱい | 部屋などが整理整頓されていないこと | だれこっぱいだども、どうそあがんねや |
だすけ | だから・ですから | だすけ、ゆうたろ |
ちょす | いたずして触る | あんまちょしてばっかいるとぼっこれるすけ |
ちょすな | さわるな | |
ちんこて・ちんこた | 小さい・小さな | あのちんこてもんがおまんとこの父ちゃんだ |
ちょうもっこ | 箸にも棒にもかからない | |
つるったぐり | 一番下の子供のこと | これおらとこのつるったぐりだがね |
つぎ | 布 | |
つんもぐる | 水や雪の中にうっかり入ること | |
でんぐるま | 肩車 | |
てろーん | ぼけっと・ぼあっと | |
とっぱづか | 過失・偶然相手に害を与える | とっぱづかだがんに勘弁して |
どくされ | 臆病者 | |
な行 | ||
な | 貴方 | |
な〜 | 同調を求める時に使う・○○だよな〜 | |
なぎ | 天気 | 明日のなぎなじだ |
なーして | どうして? | |
なにゆうてきすかる | なに言っているのですか | |
なまらはんか | 中途半端 | |
なじだべね | いかがですか。ご機嫌はいかがですか | |
なじな | どんな | なじな夢見た |
にごじゅう・二五十 | いいかげん | あの男な万事二五十だすけ、ほんきだしてきくな |
ねぼこき | 起きたばかりで頭の回転が鈍い様子・寝坊・この方言を夜中に読んでいる人のこと | |
ねっちょこき | 根に持って、陰湿ないたずら等、迷惑なことをする人 | ○○○をかまうとねっちょこかれるぞ |
ねら | 貴方がた・君たち | ねら、よう聴け、明日は8時集合だすけ |
のめしこき | 無精者・ホームズのこと | のめしこきで、まだ寝ているがね |
のめくる はったころぶ |
つまずいてたおれる | |
は行 | ||
はつめ | 器用な | |
はやす | 包丁で切ること | |
ぱっち | めんこのこと・ホームズが子供の頃、ぱっちとビー玉で遊びました。 | |
はらくっちぇ | 満腹 | やぁいや、はらくっちょて、とっても食べらんねてば |
ばらはちかん | 乱雑 | |
はっけ | 冷たい | 早出川より仙見川の水がはっけがんだよ |
はじけこき | おせっかい | |
はんぎりっこ | 仲間はずれ | |
ひとかたけ・ふたかたけ・みいかたけ | 一食分・二食分・三食分 | |
びちゃる | 捨てる | |
ひっと | ものすごく | ひっといいことがあった |
ふっとつ | いっぱい・満杯 | 今のせい風呂はお湯がふっとつになる前に止まるがんだって |
ふっちゃばく・ふっつあばく | 破くこと | |
ふれ | バカ 間抜け | 遠慮しのて屁ふればいい |
八文 | 出せ | 八文の婿 |
へご | 籠などの入れ物が凹があること | |
ほいとこ | 食べ物に関して口が汚い・物ほしがり 食いしん坊 | |
ほうりっこ・ほうり | 側溝 主に土側溝 | |
ぼっかける | 追いかける | 巡査がぼっかけたども、にげらったがね |
ぼっこす | 壊す | |
ぼっこれる | 壊れる | やいや大雪で屋根がぼっこれるてば |
ぼったくる、ぼったくった | 追いかける。追いかけた。野良猫を追いかけた | |
ぽんつく | バカ・まぬけ | |
ま行 | ||
まいそこき | 悪意のある「ごますり」 | 日本は○○○にまいそばっかこいている |
まくる | 転がす | |
まくれる | 転がって落ちる | |
まだらっこい・まだらっけ | のろい、鈍感 | |
まんぱち | ちぐはぐ・左右が合っていないような場合に使う言葉 | |
みば | 体裁のこと | 「みばが良い、みばが悪い」などと使う・「みばわありすけ、そんげ格好ばっかしなんな」 |
めんどくっせ | 面倒だ | 「村松の方言を編集するのはめんどくっせかった |
もしかあんにゃ | 次男のこと・長男が万一死亡した場合、次男が長男に代わって後を継ぐ、もしかしたら兄の役目をする人 | |
もんぼれる | 気が狂う・すぐ忘れる | あいや、おれもんぼれたろっか、へえ忘れてしもた |
モンボレ | もうろく | このモンボレジサ |
もうぞ | 寝言 | |
や・ら・わ行 | ||
やでもか | どうしても | |
やぼこき | 屁理屈で無理を通す人 | やぼこきだすけ、ちょうもっこだ |
よっぱら | あきてしまうこと・いやになること・たいくつ | そろっとよっぱらなった |
ヨピカリ・ヨッピカリ | 夜ふかし | |
わらいじょうご | なんでもすぐ笑うこと | |
うんな | あなた・君・おまえ | うんなの自動車、片目だぞ |
=平成26年1月追加= | ||
たよさま・たようさま | 神官 | たよさまにお祓いしてもらう |
なじょうも | 何卒・ぞうぞ | なじょうもしてくんねや |
ねいつい | 高度の倹約 | ねいついすけ寄付しねってさ |
ねぐさい・ねぐっそ | ご飯が腐敗した臭気 | ねぐっそて飯食わんね |
みよける | ふ化する・卵からかえる | 鶏卵がみよける |
めっと | 夫婦 | めっとして出かける |
すわぶる | 吸うこと | 蜂に刺された毒をすわぶり出す |
まるける | まるく括ること |